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三陸鉄道で鉄印帳の旅!お座敷車両やこたつ車両、景色も車両も楽しめる!!
三陸鉄道は岩手県の久慈(くじ)駅から
盛(さかり)駅までの163kmで41駅
あります。
三陸鉄道は鉄印帳の旅ができる鉄道です。
鉄印帳とは神社仏閣をめぐるご朱印帳の鉄道版です。
詳しくは鉄印帳の記事がありますので
ご覧くださいね。
今回は三陸鉄道ができるきっかけや鉄印帳、
面白い車両の紹介、そして震災学習列車についても
ご紹介します。
三陸鉄道は明治から構想が有ったが、開通は昭和!
三陸鉄道は岩手三陸海岸を走る鉄道です。
元々、鉄道の計画の構想が出たのは
1896年(明治29年)の7月4日。
そこから半月ほど前の6月15日に
明治三陸地震があり、海抜38.2mもの
津波で甚大な被害を受けました。
それもあって必要な物資を運ぶためにも
津波の復旧対策には鉄道を敷くのが必要と
訴えたことがきっかけのようです。
でもその時は災害復旧が精一杯でした。
大正時代には鉄道の敷設法案が内定したのに、
最終的には話が流れてしまったようです。
その後、昭和に入って戦争もありましたが、
やっと少しずつ実現していきました。
三陸鉄道が第三セクターとして
南リアス線と北リアス線として開通したのは
1984年(昭和59年)です。
その後2011年の東日本大震災でも甚大な
被害を受けましたが、2014年4月6日に
全線再開。
そして2019年3月には南リアス線と
北リアス線の間の駅も1本のレールで結ばれる
こととなり、『三陸鉄道 リアス線」
として新線開通となっています。
そしてまたもや2019年10月の台風19号で
7割の区間が運転見合わせとなってしまい、
全線が復活したのは5ヶ月後の2020年3月20日
でした。
三陸鉄道は明治の頃から災害対策として
構想が練られ、長い時間をかけて
少しずつ開通し、災害にあっては復活
という流れを繰り返しています。
地域の人の生活に欠かせない鉄道で、
多くの人の尽力によってたくましく
再生し、今に続いています!
鉄道の歴史を紐解くだけでもその頃の
歴史の流れや災害や生きてきた人たちの
活動を知ることができますね。
参考文献:https://www.yes-n.co.jp/chiikisouken/sanriku_3.pdf
三陸鉄道は鉄印帳の旅ができる!!
そして今では鉄印帳の旅もできるように
なりました。
鉄印帳は昨年の7/10からスタートして
いますがとても人気で、当初はピンク、
緑、水色、黒、そして特別販売のデニム地も
あったようですが、今は完売しています。
また追加増刷されたら三陸鉄道のHPで
お知らせがあるようです。
鉄印帳と鉄印の取り扱いは宮古駅です。
今のところ三陸鉄道は宮古駅のみなので
鉄印帳をすでに持っている人は
宮古駅で鉄印を購入してくださいね。
鉄印は300円です。
そしてさらにうれしいお知らせ!
3月13日から新しい鉄印のデザインに
なっているようです。
地元の宮古高校の美術部と書道部の生徒達が
三陸の海やリアス海岸の岩場など三陸を
表現した鉄印を4種類200枚限定で
作りました。
それも楽しみです!
引用:https://www.iwate-np.co.jp/article/2021/3/7/93183
三陸鉄道はお座敷車両やレトロ車両といった特色ある車両も魅力!
三陸鉄道の一般車両のイメージカラーは
青、赤、アイボリーの3色です。
青は三陸の海、赤は鉄道に対する情熱!
アイボリーは誠実をイメージしています。
一般車両以外にはお座敷車両やレトロ車両が
あるんですよ。一つずつ説明しますね。
お座敷車両(36-Z形)
お座敷車両は2014年からあり、岩手まるごと
博物館をコンセプトにしているそうです。
別名『さんりくはまかぜ』と言います。
車両の外側に座という字が書いてありますよ。
48名まで入れるそうです。古民家風な
イメージで季節によってお座敷車両や
こたつ車両として使われています。
こたつ車両のイベントは宮古駅から
久慈駅までと盛駅から宮古駅までで、
期間は12月〜3月。日にちは決まっています。
どちらの区間のイベントも事前に地元の
海の幸のお弁当を予約でき、車内で食事します。
また車内で袴姿のハイカラさんが紙芝居や
沿線の紹介をしてくれます。
引用:https://www.sanrikutetsudou.com/wp-content/themes/responsive/event.html
もうこたつ列車は終わってしまうので、
今年の冬にまた始まる頃に調べてご紹介
しましょう。
お座敷車両のイベントはこれから企画される
のではないでしょうか。
レトロ車両(36-R形/36-R3形)
レトロ車両は2005年〜2006年に作られた
車両と2014年に作られた車両があります。
2005~に作られた車両は昭和初期のイメージ
だそうです。こちらは『さんりくしおさい』と
言います。
お座敷車両もレトロ車両もイベント貸切を
しています。
会議やパーティーやカラオケもできる
そうですよ。
ちなみに乗車駅から2時間以内で戻ってくる
場合は1両で52,000円かかり、最大48人
まで乗車出来ます。
また、一般車両でもイベント貸切でき、
費用は40,000円、最大50人まで乗車出来ます。
引用:https://www.sanrikutetsudou.com/?p=453
コロナも収束に向かえば、車両での懇親会
など企画すると楽しそうですね。
個人的にはこたつ車両のイベントを
利用してみたいです。
三陸鉄道では『震災学習列車』を随時受付しています
『震災学習列車』は2012年6月からやっています。
現在は三陸鉄道の三つの区間で随時受付
しています。
田野畑〜久慈、鵜住居〜宮古、盛〜釜石で、
ガイドは三陸鉄道の社員の方や住民の方が
されます。被災の状況が見えるところでは
列車を停止して説明してくれます。
当時の様子はパネルで、今の状況は実際自分の
目で見て、肌で感じる1時間ほどの震災学習です。
詳細をご案内しますね。
実際被災されて方々の話はとてもリアルですし、
人ごとではなく、災害が起きた時に自分が何を
どうすれば良いかということを考えるための
大きな学びの場になります。
2013年に学習列車に参加した『小鉄ママ鉄』さんの
You tubeを参考にご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=oNS29wn3D04
三陸鉄道まとめ
いかがでしたでしょうか。
三陸鉄道は地域の人の生活には欠かせない
鉄道でした。
災害にも負けず何度も復興しています。
今回は三陸鉄道ができるきっかけや
鉄印帳のご案内、面白い車両でできること
そして震災学習列車のことをご紹介しました。
今度は鉄印帳の旅をしながら、
見どころなどもご紹介をしたいと思います。
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